MAIKOの徳島だより

阿波女のMAIKOが今も徳島に残る日本の伝統や文化・風習をご紹介します。阿波の方言や素敵な景色も盛り込むつもりです!

新感覚レストランTatsuMaki

先日、徳島に新しくオープンしたレストラン『TatsuMaki』に行ってきました♡

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何が新感覚かって、ここは、ドルでお支払いをするシステムなのです!!

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オーナーの「徳島で、ほんの少しでも国際感覚を楽しんでほしい」との計らいです。

机の上に本物のドル札が置かれているだけで、ちょっとだけ異国にトリップした気分になれるから、不思議ですね(*^▽^*)

お料理も、美味しくてオシャレ♡ 例えば、こちらのお刺身盛りは、氷の器に!!

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忘れてお皿を持ち上げると・・・机上にぷち洪水を起こしてしまいました~(^_^;)
やっちまったっっ_| ̄|○
そんなアクシデントも、笑って楽しいハプニングになっちゃう!

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バーニャカウダも、美味でした♡ 
お野菜の盛りつけ方がオシャレで素敵です(*^▽^*)♪

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こちらは、ポワレ。
ここのお料理は、とにかくソースがどれも絶品です♡
徳島にお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただきたいお店です!

 

 

錦織選手の全米準優勝に思う

錦織圭選手が日本人初の決勝に進出したことで、日本中を湧かせた全米オープンが、終わった。

 幻に終わった初優勝。敗因や試合分析は、すでに多くの方々がなさっているので、今さら語るまい。私は、別の角度から、決勝戦を語ろうと思う。

 

決勝戦は、トーナメントの中で、もっとも残酷な試合だ。

これほど勝者と敗者がくっきりハッキリする試合は、他にない。トーナメントの「途中」であれば、たとえ勝っても「次」があるので、選手はいつまでも余韻にひたってはいられない。試合会場も「次の試合」が控えているので、試合後は速やかに会場を出なければならない。勝者も敗者も、そそくさと会場を後にする。

決勝戦だけだ。選手にも、会場にも、「次の試合」が控えていないのは・・・。

だから勝者は、大勢のギャラリーとともに、おもいっきり喜ぶことができる。その会場にいるすべての人から、惜しみない称賛の拍手を一手に受ける。敗者はそのカゲだ。「日なた」の受ける光が強ければ強いほど、「日かげ」の陰は一段と濃くなる。

目の前に悦びを爆発させる対戦相手がいて、コートでは表彰式の準備が淡々と進められる。その中で、敗戦を噛みしめながら、ただただ、過ぎる時間を待たなければならない。表彰式があるから、コートから立ち去ることもできず、喜ぶ勝者を見せつけられる。

「あそこに立っていたのは、自分だったかもしれないのに」と思いながら。

 表彰式でも、あと一歩で届かなかったトロフィーを掲げる勝者を、隣で眺めていなくてはならない。もっとも近い場所に、もっとも遠い二人が、居並ぶ瞬間。

 決勝戦と表彰式が敗者に刻みつける「悔しさ」という刻印ほど、強いものはない。

 

 今回の対戦相手が、もしもフェデラーであったなら。

 フェデラーは、錦織圭がもっとも尊敬する、憧れる選手の一人である。

 そのフェデラーが対戦相手であったなら・・・。もしかすると、錦織は、準決勝のジョコビッチ戦のように、100%挑戦者の気持ちで、思いっきり立ち向かえたかもしれない。また、その結果、もし負けていたとしても、「精一杯戦った後の力負け」であれば、すがすがしい顔で、表彰式を迎えられたかもしれない。

 今回ほど、錦織を「悔しい」気持ちにさせた試合もなかったのではないか、と思えるくらい、表彰式の錦織は、硬い表情であった。シャッターシャワーを浴びる錦織を見ていると、切なくて、涙が止まらなかった。

 でも、今回の敗戦は、錦織を何倍も大きく成長させてくれることだろう。

 錦織は、思ったはずだ。自分の精神力の弱さと脆さを。トップに立つには、足りなかったあと一歩。きっと、錦織は、この悔しさを一生忘れない。対戦相手がフェデラーであった試合よりも、優勝した試合よりも、この敗戦の方が、後々の錦織には大きな財産となるだろう。いや、そうであってほしい。

 

 錦織圭が見せてくれる夢は、まだ、始まったばかりなのだ。

映画『ホットロード』と三木孝浩監督

8月30日、徳島県のシネマサンシャイン北島にて、上映後に監督の舞台挨拶がある、ということで、映画『ホットロード』を見て来ました。

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というのも、この映画の監督、三木孝浩氏は、徳島出身なのです。

監督が阿波高校生であった時の恩師が、私の知り合いの先生であった、というご縁で、「舞台挨拶があるんだけど、来てくれない?」と先生からお誘いを受けて、行って参りました。

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感想については、『メディアゴン』のサイトで詳しく記しましたのでそちらをご覧になってくださいね。

 

<カットされたキーとなる「あの台詞」>25年の時を経て映画化された漫画『ホットロード』(能年玲奈主演)に思う | メディアゴン(MediaGong)

 

 上映後、ちょうど三木監督のお誕生日が前日の8月29日であったということで、阿波高の恩師たちからのサプライズがありました。
 似顔絵ケーキを持って、満面の笑みを浮かべる三木孝浩監督。

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「将来は映画監督になりたい」と夢を語った高校生に、「がんばれ」と背中を押した恩師たち。その夢を叶え、大きく成長した姿で郷土に凱旋した教え子を、温かく迎える師の姿。それは、本当に、感動的でした!!

 夢は、つかもうと努力しないと、ぜったいに叶わない。

 でも、同時に、夢は「追うもの」です。けっして「諦めるもの」ではない。

 私も、生徒の夢を後押しできる教師で居続けたいと、あらためて思ったひとときでした。

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いただいたサイン。
三木監督は、すでに次の映画を撮り終えて、その次の映画に取り組んでいらっしゃるそうです。オファーの絶えない三木監督。徳島の誇りです(*^▽^*)



鳴ちゅる

お隣の香川県は「うどん県」と自称するほど、うどん文化の濃い町だ。
我が町、徳島は、というと・・・メン文化の町である!

徳島ラーメン、祖谷そば、そして、うどん。
徳島の人は、メン好きが多い。

うどんに関しては、嗜好が二分する。
コシの強い「讃岐うどん」派 と おなかにやさしい「鳴門うどん」派。

そう! うどんには、讃岐派と鳴門派があるのだ。
鳴門うどんは、「鳴門のちゅるちゅるうどん」を略して「鳴ちゅる」と呼ばれている。
命名者は、徳島の写真家、中野晃治氏である。

鳴ちゅるの特徴は、柔らかくて、短い麵。
刻んだチクワやオアゲを載せたり、卵を落としていただく。

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深夜、飲み会のシメにはサイコーである♡


Team Lab の水族館

TEAM Labは、徳島市出身の猪子寿之氏が代表を務めるウルトラテクノロジスト集団です。
テクノロジー×クリエイティブをコンセプトに、様々の「新しいワクワク」を提供してくださっています。

このTEAM Labプロデュースの「水族館」がこの夏、徳島に降臨しました!

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水族館と言っても、実際に本物のお魚が泳いでいるわけではなく・・・
子ども達が「お絵かき」したお魚が、

 

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スクリーンの水槽を泳ぐのです!!

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今、描いた絵が、すぐさま目の前の水槽に現れる!!
夢のような出来事に、子ども達は大興奮でした!!
私と姪っ子が共作した「セナくらげ」も元気に水槽を泳いでます(^▽^)♪

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お絵描きのクラゲでも、ちゃんと ふにょふにょ 動くんですよ♪
上と下で、形が変わってるでしょ? 
ホントに生きてるみたいでした! 面白いですよねー(*^▽^*)

オトナも子どもも楽しめる、アートな世界でした。

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徳島では、8月25日までの開催だそうですが、全国どこでも、依頼があれば開いてもらえるようですよ。
あなたの町にもいかがですか??

お絵描き水族館の詳細は、こちらです↓↓↓

お絵かき水族館 | チームラボ/teamLab

上勝(かみかつ)レポ☆その5

上勝には、町を彩るさまざまな取り組みがあります。
一つは、「上勝ごみゼロ」宣言。
2020年までにゴミの資源化率99%を目指して、ゴミを34分別しています。
その基幹となるのが、「上勝ゴミゼロ・ウェイスト・アカデミー」

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隣には「くるくる工房」があり、リサイクル製品を販売しています。

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今回は、時間の関係でアカデミー内を見ることができなかったので、次回の訪問時にリポートします☆

上勝を彩るもう一つの取り組みが「上勝アートプロジェクト」

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5人のアーティストの作品を、町内に展示しています。
制作は、町の人もお手伝いしたとのことで、町産のスギを使った作品もあり、まさに、町の宝として親しまれているようです。
今回はすべてを巡ることができなかったのですが、いくつかをご紹介します。
まずは、地図Bの日比野作品「射手座造船所」

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山の中に突如現れた船に、度肝を抜かれました(笑)

しかも、意外と大きい!!

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子どもの遊び場にはうってつけな感じがするのですが、立派なアート作品なのです!
小さい頃から遊んでた場所が、実は芸術作品だった、なんて、ちょっとステキですよね♪

地図Cには、インドネシアの建築家エコ・プラウォトさんの作品がありました。
「タイム・ブリッジ(時の橋)」

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中には、地域の方が記した昔話が掲示されています。

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この中に佇むと・・・

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時空を超えて、昔の上勝と交流できるのです。
遠くから聞こえる蝉の声が、なんだか50年前の彼方から響いているような錯覚にとらわれる、不思議な空間でした。

地図に載っている作品以外にも町中にはアート作品が展示されています。
「時の橋」の近くには、「時空を超えて」という作品がありました。

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スギの加工場には、トトロが(笑)

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明らかに ニセ☆トトロ ですが(笑)、
この町に居ると、なんだか本当にトトロに逢えそうな気がするから不思議です。

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身近なところにアートがある田舎町って、ステキですよね☆

上勝(かみかつ)レポ☆その4

上勝には、いくつかの滝があります。(山あいの町ですからね~♪)
その中から、今日は、百間滝(ひゃっけんだき)をご紹介します♡

映画『人生、いろどり』でも重要スポットの一つであった「石本商店」を通り過ぎて・・・
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(ちなみに石本商店、木曜日が定休日だったのですが、おっちゃんが開けて中を見せてくれましたー\(^o^)/おっちゃん、ありがとー♡)

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石本商店を通り過ぎて~ε=ε=ε=ε=ε=(o゜―゜)oブーン!!

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山の奥へと入ってゆくと・・・

滝壺までの遊歩道が見えてきます。
・・・うそです! 見えません(;。;) ぜったい地元の人に聞いた方がいいです!
聞かずに行くと間違いなく遊歩道入口を通り過ぎることになります!!
でも、上勝の人って、みんなとってもフレンドリーで親切っっ♡
困ってますって言わなくても、困ってる顔してたら必ず町の人から声をかけてきてくれます!!(笑)
ってことで、私たちは石本商店のおっちゃんに、懇切丁寧に滝までの道順を教えていただいて・・・無事、遊歩道にたどり着きましたー\(^o^)/
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遊歩道は、思ったより傾斜がきつくて、ちょっと歩きにくかったけれど、(そう、おバカな私たちはサンダルで挑んでしまったのです、この遊歩道に!)頭上にはもみじが太陽の光をめいっぱい受けて、星の形にキラキラと輝いて、それはそれは美しい光景でした!

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遊歩道の先に見えたのは・・・

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圧巻の滝の姿でした!!

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 次は、このもみじたちが紅葉するころに訪れたいなぁ~♡