MAIKOの徳島だより

阿波女のMAIKOが今も徳島に残る日本の伝統や文化・風習をご紹介します。阿波の方言や素敵な景色も盛り込むつもりです!

LM文化塾メンバーの篠原久仁子さんが来県♡

今日は、Lady Madonna文化塾メンバーの野菜ジャーナリスト篠原久仁子さんがお仕事で徳島にいらしたので、午後からデートしていただきましたー\(^o^)/

昨日来県なさった久仁子さんは、今日の午後まで、怒濤の日程をこなし、空港で関係者の皆様をお見送りなさってのつかの間のフリータイム。

まずは、お昼ごはんです♡

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徳島といえば、やっぱりお魚!! 地元民に愛されている「あらし」さんで、天然鳴門鯛をご堪能いただきましたー。豪華すぎて、食べきれず・・・_| ̄|○


鯛づくし御膳でおなかいっぱいになった後は、大津町の蓮根農家さんへ。

久仁子さんは、徳島の農家の皆様からめちゃくちゃ愛されているので、県内各地から「ぜひ立ち寄ってね」とお声かけされるのです。そのお声に、きちんとお応えになる久仁子さんを、心から尊敬しました!

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蓮根畑の真ん中で、収穫風景をカメラに収める久仁子さん。

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農家さんも、久仁子さんとの再会がとっても嬉しかったらしく、お話が弾みます。

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ガシガシと、蓮根畑を入っていく久仁子さん♡

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蓮根の収穫場所まで行って、熱心に農家の方のお話を伺っていらっしゃいます。

「わざわざこんな田舎まで取材に来てくれてな、一緒に畑に入ってくれるんよ。エライ人やのに、まったくエラぶることもなく、気さくに私らとも話してくれるしな。ホンマに、エエ人なんよ、篠原さんは」

と、涙を流さんばかりに久仁子さんを見つめる農家の方の目は、愛しい我が子を見守るような、優しくて愛にあふれたものでした。

私も、蓮根畑にご一緒させていただきました\(^o^)/

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下の写真は、阿波野菜コンシェルジュの高井綾子さんと久仁子さんです。

綾子さんが「阿波野菜コンシェルジュ」を名乗って、徳島の野菜をPRしていらっしゃるのは、久仁子さんのおかげなのだそうです。この肩書きも久仁子さんがつけてくださった、とのことで、「篠原さんとの出会いと、後押しがなかったら、今の私はないの!本当に感謝してるの。」とおっしゃっていました。

一日の収穫を終えて、夕暮れに染まる畑を見つめながら、語るお二人。

そのまなざしは、未来を見つめていらっしゃいました!!

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 蓮根畑の後は、パンケーキのおやつ♡で、女子トーク!!

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今日の徳島は、とっても寒かったので、暖かいコーヒーが冷えた身体に染みました。

私の「夢」について、熱心に聞いてくださって、アドバイスもくださって・・・
楽しい楽しいひとときでございました(*^▽^*)


久仁子さんは、野菜ジャーナリストとして、徳島をとても愛してくださり、折に触れて、徳島の野菜をPRしてくださっています。農家の方にもとても愛されて、信頼されていることが、今日の取材に同行させていただいて、よくわかりました。

徳島県民、みーんな、久仁子さんが、ダイスキです\(^o^)/
 

諏訪大社元宮は徳島なの。

日本に25000社もある「諏訪大社」の元宮が、実は徳島にあった、って皆さん、ご存知でした??

先日、その元宮を訪ねてきました。

名西郡石井町にある「多祁御奈刀弥神社」。

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田んぼの真ん中に、ひっそりとたたずむ、この小さな神社が、諏訪大社の元宮と、いったいどれほどの人がご存知なのでしょう? でも、事実なのです。

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この石碑の後ろには、樹齢700年のご神木。

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ご神木の足もとには力石が鎮座しています。

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徳島市文化の森横の王子神社には、さざれ石もありますよ!!

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この王子神社には、天津日子根命(天照大神の第三皇子)の陵があります。

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ちなみに、徳島の神社は、古墳とセットになっていることが多いのですが、これは全国的に見ると珍しいのだそうですね。徳島に住んでいると、わりと普通のことなのですが(^_^;)

 

 

 

 

 

四国へんろ展(徳島編)を見てきましたよー☆

今年、四国は「四国霊場開創1200周年」を迎えています。

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これを記念したイベントが、四国のあちこちで開かれています。

徳島では、現在、四国へんろ展が!!

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これを、空海オタク(失礼!笑っ)のお二人とともに参る、という幸運に恵まれました!! オキタリュウイチ氏と白駒妃登美さんです!!

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開創から1200年を経てなお、世界中から多くの巡礼者を迎え続けている四国霊場

空海さんにまつわる品々、四国巡礼の歴史、数百年も前の巡礼関連文書など、盛りだくさんの内容で、大満足でございました!


今は、バスでぶぃ~んっとラクーに回れてしまう四国巡礼ですが、1000年昔の巡礼旅は、それはそれは苦行であったのだろうと偲ばれます。しかし、その道程こそが、己の心と向き合う作業でもあったのだろうとも思います。

そして、インフラが発達した今なお、やっぱり歩いてお遍路したいと願う人々が後を絶たないのも、うなずけるのです。私もいつか、歩いて巡ってみたいと思いました。

併設展として、徳島の生んだ写真家、三好和義氏の遍路作品も同時展示されていました。今回は、三好氏のお写真にて、88か所を巡らせていただきました!

圧巻の写真展でした。

これらの展示は、11月30日まで、徳島県立博物館にて開催されています!

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見応えある、この展示、ぜひ足をお運びになってみてください♡

空海の足音 四国へんろ展〔徳島編〕

徳島の偉人☆鳥居龍蔵博士☆記念館に行ってきたぁ~!!

徳島が誇る偉人のお一人に鳥居龍蔵博士がいらっしゃいます。

明治のはじめに徳島で生まれた鳥居龍蔵は、苦学の末に、東京大学の博士にまでなった方で、人類学・民俗学・考古学の研究者でした。

日本のみならず、東アジアの広い地域を訪ね歩き、さまざまな民族の言語、文化などを幅広く調査されました。遺跡の発掘調査も多く行っておられます。

研究を通して鳥居龍蔵が目指したのは、日本人と日本文化の起源を明らかにすることでした。その足跡と研究成果を紹介する記念館が、徳島県立博物館内にあります。

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残念ながら、館内は写真撮影禁止であったので、パンフレットの表紙にて、博士のお顔だけでも・・・(*´∀`*)

徳島城公園には、博士が発掘した貝塚がありますよね。

記念館のサイトURLを貼っておきますので、ご覧になってみてくださいね。

あまりその存在を知られていない博士ですが、功績は偉大です!!

徳島県立鳥居龍蔵記念博物館

出張レポ~千里国際学校~

ずっとずっと気になっていた、大阪の関西学院大学千里国際中等部・高等部

を訪問してきましたー\(^o^)/

昨年、スーパーグローバルハイスクールの指定校が決定した折に、

千里国際の教務部長さんが

「うちはすでにスーパーグローバルなんだけど」

って笑っていらしたことが、とっても印象に残っていて、

その後も彼のFacebook投稿を見るたび、そのぶっ飛び具合が興味深すぎて、

いつかいつか、見学したいと願い続けていた学校です!!

 

想像以上のぶっ飛び具合に、価値観を揺さぶられ続けた一日でした!

まずはエントランス。入った瞬間にこの装飾。

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この訪問の前日、台風の影響で体育祭が延期になった、と伺っていたので、

この入口ロビーもてっきりFestival仕様かと思ったのですが、

1年中、これが「ふつう」だった!!

 生徒が授業で作った作品がアートとなって飾られているのでした。

こちらは、併設されたインターナショナルスクールの小学生作。

カベに張られたアトムも、実は、生徒の手によるモザイクアート!!

のっけからあっけにとられました・・・。

建物もまったく学校っぽくなくて、ぐるぐる迷路みたい。

中庭ではインターの小学生が、なにやら活動をしていました。

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各教室前の掲示板も、とってもカラフルで、当たり前のように日本語と英語が混在しています。インターといわゆる一条学校が併設で同じ校舎を使っているので、多言語の飛び交うことが「日常」なのです! 日本の学校では考えられないファンキーさ(笑)

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完全な単位制なので、生徒も授業ごとに教室を移動します。

教室の中も、それぞれの先生の個性が溢れています。「日本の高校」らしくなくて、楽しいしかけがいっぱい!!

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こちらは、日本史の先生の教室。

この学校、なんと日本史の先生が、インド人なのだそう!!(°0°)ビックリ

インド人が作った、日本史年表ポスターwww 楽しすぎです!!!

本の学校では「進路指導室」と呼ぶ場所も、ここでは「進路情報コーナー」

教務部長いわく「進路なんて、軽々しく『指導』はできないよね。我々は、情報を提供するだけ」

決して放任しているわけではなく、軽口に見えて揺るぎない信念を感じさせるそのお言葉に、後頭部を殴られたような衝撃を受けました。

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ここは関西学院大学と提携しているので、5割くらいの生徒が関学に進学していくようですが、逆に言えば、半分は他大学に進学します。卒業生の1割は海外大学に進学するらしく、情報コーナーの掲示物の半分は、海外関係でした!!

グローバルって、こういうことだよな、と、いちいち実感させられます。

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広い廊下のあちこちに、生徒の作品が掲示されています。このフロアの奥には、書道作品がずらっと並べられている。

かと思うと、逆の方向の廊下には、こんな作品展が。

 

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こちらは、中学校2年生が英語+美術の授業で作った作品。

有名な人物を一人選んで、その人について調べ、レポートを英語で書き、似顔絵を描き、その人を象徴するような焼き物を作る、という授業だそうです!!
有名人は、夏目漱石ベートーヴェン、マイケルジャクソンからふなっしーまで(°0°)!! 生徒の個性が溢れていて、「自由」だなーと思います。

見ているだけで、生徒が生き生きと学んでいる姿が想像できて、自然に笑みがこぼれます。

国際色豊かな学校だけれど、こんなところには、ざ☆日本が!!

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「これのどこが日本?」って思ったでしょ?
よーくご覧になってください! このロッカーのデザイン、薄く5本の線が引かれているのがわかりますか? 実はこれ、五線譜を模しているのです。五線譜の上に置かれた黒い穴(ロッカーとしては取っ手の役割を果たすのでしょう)を順にたどると・・・。

なんと、これ! 唱歌「さくら」の楽譜となっていたのです!!!

遊び心もあって、本当におもしろい!!

この学校、1学年は100人未満という小規模校なのですが、学校の中には、温水プールまでありました。

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なんという贅沢!! 

ここに勤めたら、授業前に一泳ぎ~♪ なんて生活ができるのかしらんっ なんて思ってしまった私は、動機が不純すぎて、採用されないですね(笑)

単位制の学校であっても、実際の高校現場の授業の組み方は、全日制を踏襲した形が多いです。でも、この学校は、完全な単位制。だから、生徒はふつうに「空き時間」があるし、上級学年になると、放課時間も生徒によりまちまち。

私が訪問した日も、授業をしている教室の隣で、空き時間の生徒がバスケに興じたり、ベンチに座っておしゃべりしてたり、ランチしてたり・・・。図書館で勉強をしている生徒も多く見かけました。

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図書館も、まるで大学のよう。

開放的で、広くて、蔵書数が多く、快適そうな場所でした。近くにあったら、私が通いたい!!

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本棚に、ふつうに日本語の本と英語の本が並んでいる様子は、圧巻でした!!

 

生徒に、本物の学びを提供している千里国際学校。

日本中の学校がこうなってくれたら、と願わずにはいられません。

お忙しい中、私の訪問を快く受け入れてくださった千里国際学校に、心から御礼申し上げます!!

博多の歴女☆徳島に降臨☆

昨日、博多の歴女・白駒妃登美さんが、徳島にいらっしゃいました\(^o^)/

 

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徳島新聞社での講演が目的での来徳だったのですが、「よかったら会いましょう」って連絡をくださったんです☆

妃登美さんとの出会いは、昨夏の島根県松江市

お友達の国語教師が、ご自分の教室に妃登美さんを講演者として招かれたところに、私も伺ったことがご縁です。その日の夜に、宴席にて、たまたま私が徳島の出身であったことから、「次の本には、板東俘虜収容所の松江所長のことを書こうと思っているのよ」と妃登美さんが仰って、「じゃあ、徳島で資料を集めて送ります」とお約束したのでした。

出版の折には、丁寧なお手紙とともに、ご本を送ってくださいましたねー。

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そんなご縁もあって、今回、連絡をくださったのでした。

ということで、ここだけは外せない!(笑) 

 

新聞社に行く前に、まずはドイツ館にご案内しました。

ここは、板東俘虜収容所の跡地に建てられた、ドイツ兵と地域の方々の交流の記念館です。この板東の地が、日本におけるベートーヴェンの第九 初演の地なのですよ!

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駆け足の訪問だったので、当時の板東俘虜収容所を描いた映画『バルトの楽園』の映画村も、当時のドイツ兵さんたちが作っためがね橋もご覧いただけなかったけれど、次回またゆっくりお越しになっていただけたら、と思っています!

そして、徳島新聞社へ!

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今年、四国霊場開創1200年にちなみ、空海さんのお話を中心に講演されました!

本当に興味深いお話ばかりで、楽しい2時間でした\(^o^)/

講演の後は、大塚美術館へご案内し、夜は私の友人たちとの宴♡

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徳島出身のクリエイティブディレクター、オキタリュウイチ氏は、古事記にも造詣が深く、神社の復興なども手がけていらっしゃるので、妃登美さんとお引き合わせしたら、楽しいかも~ という私の思惑は、想像以上で!!!

これから、何かが起こる予感♡ 

思い出深い、一夜となりましたー\(^o^)/

 

 

『花見山☆心の手紙館』に行ってきたー(*^▽^*)

 先日、知人に連れられて、『花見山☆心の手紙館』に行ってきました(*^▽^*)

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お天気が今一つだったし、季節はずれだったので、あんまり魅力的に見えないお写真で申し訳ないのですが・・・(苦笑)

桜の季節になると、小高い丘の上のこの建物に続く小道に、2000本のしだれ桜が、美しく花を咲かせて迎えてくれるそうです♡
昨年4月のお写真を見せていただいて、思わず「うわぁ~っ」て嘆じてしまいました。そのお写真は、心の写手紙館ウェブサイトで見ることができます!!

ここは、未来へのお手紙を預かってくれる館です。

5年後、10年後の自分もしくは誰かへの手紙。

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このポストに入れておくと、指定の時間に、投函してくれます。

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試みもステキですが、ここは、建物もとってもステキ!

もともとは、ドイツの大使だった方が、故郷を偲ぶ奥様のために建てられた別荘であった館だそうで、石材などは、ドイツから取り寄せてお造りになっているとか。

100年も前の建物とは思えないほどの、モダンな造りでした。

お手紙は、郵送でも受け付けていただけますが、ぜひ、この館に足を運んで、したためていただきたいです♡
だって、とってもステキなたたずまいなんですもの。

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大鳴門橋も見える、窓からの眺望は、それだけでも一見の価値があります。

心が落ち着く場所でした♡

高速・鳴門北インターを降りてすぐのところにあります!

徳島にお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ(*^▽^*)

 

花見山 心の手紙館 のWebサイトはこちらです↓↓

 花見山 心の手紙館 - 鳴門海峡が一望できるしだれ桜の名所