MAIKOの徳島だより

阿波女のMAIKOが今も徳島に残る日本の伝統や文化・風習をご紹介します。阿波の方言や素敵な景色も盛り込むつもりです!

秘境?

小学校5年生のある社会科教科書には
「面積に対して山が多い県」として、徳島が載っているそうです。
そこで使われている写真が、こんな風な、山の斜面に家がある写真らしく・・・

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現在は小学校教員をしている私の教え子が、自分の生徒から
「本当に、こんなところに人が住んでるの?」
「こんなところで人は住めるの?」
と言われたそうです(^_^;)

それで、GWに教員仲間のお友達ともども、山間部へ行き、
「ほんまに家あったよ」と撮ってきた”証拠写真”が、上掲のもの(笑)

実際に、小学校の授業で使ったそうです(^▽^)

ちなみに写真は、徳島県一宇村(いちうそん)。
人口1700人くらいの、過疎化の進む小さな村です。

いちおう、付け加えておきますが、「昔の写真」ではなく、「今年のGW」です!!!


折しも、今日のFacebookで、私のお友達が、
田んぼの真ん中を通る「建築中の高速道路」の写真をUPして、
「都会の人は田舎の環境を羨ましがるのに、田舎の人はその環境を壊していく・・・
 そんなんでいいんかなぁ。」
とコメントしていました。

 

数十年前は、日本のどこにでも見られた「風景」が、
今や「珍景」であったり「秘境」と呼ばれたりしています。

日本の原風景は、
    赤とんぼが飛ぶ田んぼであったり、
    メダカが泳ぐ小川であったり、
    鳥のさえずりが聞こえる森であった
ハズなのに・・・

「都会」が失ってしまった風景を、「田舎」の私たちは守りたいと思うし、
守り続けられる徳島であってほしいと願います。

  ♪うさぎ追いし かの山
   こぶな釣りし かの川

唱歌「ふるさと」に、心震える日本人でありたいなぁ。